読み書き引きこもり

書く練習をかねて。

書評:細木数子 魔女の履歴書(★5つ)

視聴率女王で人気占い師の細木数子がテレビに出れなくなったのは、週刊誌の連載記事のせいです。 それを一冊にまとめたもの。 著者は、暴力団や闇社会のルポの第一人者、溝口敦さん。

書評:アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書(★5つ)

おもしろい。 アメリカ史や現代史の基礎がわかります。 断片的な知識が一本の筋になるような爽快感を味わえました。 大学入試のやや易しいレベル。 和訳だけ読むのもあり。

書評:四〇歳からの勉強法(★1つ)

大手商社マンが書いた勉強法。 英語のパートだけ読んだが、けっこうオーソドックス。 多くの人が挫折しそうなのに、この人はなぜやれたのか。 労働環境、才能や動機の違いなのかも。

書評:イスラム過激原理主義―なぜテロに走るのか(★5つ)

イスラムの教えを拡大解釈すると、歴史上イスラム教徒が支配していた国や現在イスラム教徒の多い国で、イスラム的な統治がなされていない状態は敵に支配されていることになる。 戦うのが当たり前。

書評:村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける(★3つ)

世の中こうなると言われても、今を差し置いて未来のことに賭けるのは難しいのだ。 それが普通の人の感覚だ。 この人だって、そうだったのではないか?

映画:小さな中国のお針子

彼女と暮らした辺境の村が山峡ダムに沈む。彼女はあのとき村を去って以来、消息不明。村が沈めば、彼女の返る故郷はなくなる。マーとルオにとっては、いつかは会えるかもしれない、もしかするとやり直せるかもしれない、そんな淡い想いを砕く決定的な出来事…

書評:いつまでもデブと思うなよ(★5つ)

キアイでダイエットに挑むことは無理。 データによると成功率0.5%だから。 それよりも、もっと簡単に痩せられる方法がある。 単に食べたものを記録するだけ。

書評:貧困の光景(★1つ)

豊かな社会では問題は疎らに存在し、豊かさを享受している者ほど問題が見えず、痛みも感じにくい。 上から下に向かって、そんなの唾をつけてりゃ直るといわんばかりの喝をいれることで果たしてどれほどの意味があるのだろうか?

書評:真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか(★5つ)

タイトルも表紙の絵柄も、自己啓発か新興宗教かと思わせるノリ。 けれど、中身はマーケティングの教科書をみているよう。 実際、よく実例にされる。 読みものとして面白い、満点。

書評:ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する(★5つ)

ニューヨーク市の犯罪発生率を激減させたという「ブロークン・ウィンドウ理論」。筆者によるとこんなのはほとんど影響がない。 一番は警官を大幅に増員したこと。

書評:「今のインド」がわかる本―これから10年、「インドの時代」が始まる!(★5つ)

インド経済の成長→日本企業の進出を念頭におき、インドの経済から政治、文化、教育、軍事と一通りおさえてあります。 文体は雑誌記事風で読みやすいです。

書評:非営利組織のマーケティング―NPOの使命・戦略・貢献・成果(★3つ)

営利目的におけるマーケティングと非営利目的におけるマーケティングの違いを説明することが本書の柱のようですが、ところどころ精神論的な物言いが鼻につきます。

書評:暴力の哲学(★5つ)

公民権運動、ブラックナショナリズム、反植民地闘争については、まえから興味はあったけれどぜんぜん知らない分野。 ゆえに、かなり引き込まれています。

書評:ミュージアム・マーケティング(★5つ)

もはや象牙の塔でいられる時代は去り、市場を意識した経営をせざるをえず。 となれば、市民にとってより開かれた施設をめざすことが肝心要ということです。

書評:コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編(★3つ)

辞書サイズの『マーケティングマネジメント・ミレニアム版(10版)』の内容を4割程度におさえてあります。

書評:コトラーのマーケティング講義(★5つ)

自分なら、『コトラー教授の、いまさら聞けないマーケティングの常識300』なんてタイトルにするのになぁ。

書評:市場戦略論(★3つ)

実際は『コトラー主要論文集』というほうが適当。 コトラー先生の論文をまとめた一冊で、半分以上が60~70年代に書かれたもの。

書評:イラク・スタディー・グループ・レポート "The Iraq Study Group Report: The Way Forward -- A New Approach"

この提言が出たのが昨年12月6日。一か月おいて、今日ついにブッシュ政権の新方針が発表される。それを聞く前に、こっちの感想を書いて頭を整理してみた。なにせ、新方針は提言に対する回答だから。提言に対立していると予想される新方針がどういう成果を生む…

書評:NPOジャーナル〔雑誌〕

NPOジャーナルは、関西国際交流団体協議会が出している季刊誌。主にNPOやNGOの経営について、毎号切り口をかえて紹介してある。自治体や企業、大学にもインタビューするなど視野が広い。これまで15冊が発行されているが、半分ぐらいに目を通した。大学院特集…

書評:ヒバクシャになったイラク帰還兵―劣化ウラン弾の被害を告発する

劣化ウラン弾、劣化ウラン弾禁止にまつわる、おそらく一般書としては現在日本語で書かれた最良の本。2章立ての最初の方は、劣化ウラン弾による体内被曝が原因と疑われる健康被害に悩まされている、イラク戦争帰還兵と先天性の障害をもって生まれてきた彼の娘…

書評:知られざるヒバクシャ―劣化ウラン弾の実態

ブログや書評で、劣化ウラン弾におけるヒバクシャという言葉に噛み付いている書き込みをときどきみる。核分裂してねーのにヒバクシャとはおかしいではないかという指摘だ。あるいは、人体に害があるかどうか医学的に証明されていないことをやたらと強調し、…

書評:挑発する知(★3つ)

姜さんは、宮台さんと一緒になるとちょっと影が薄いような気がする。 そこでふと思ったのが、『見仏記』のいとうせいこうさんと、みうらじゅんさんだ。

書評:新国際機構論(★5つ)

概説書として広く利用されており、頻繁に改訂されているそうなんで図書館で借りてみましたが。 アホ過ぎて読んだ尻から忘れてます。

書評:アマチュアはイラクに入るな―プロのNGOが紛争地でやっていること(★2つ)

中身の99%は紛争地における国際NGO概論。 タイトルは売らんがためだろう。 バッシング便乗本。 筆者の経歴に広告代理店とあるのは偶然か? 人格を疑う、普通に売ればいいのに。

書評:あなたも国際貢献の主役になれる―いまNGOにできること(★5つ)

からかい半分で本書を手にとったのでした。 みえみえの偽善かと思い。 それが、全くの見当違いであることを知らされました。

書評:伊藤元重の経済がわかる研究室(★3つ)

構成のうまさが効いてて、最後まで引っぱってもらえました。 「都市の変化」では東京の再開発プロジェクトの全体像がわかってすっきり。 「食品安全」では安全と安心の違いを意識させられ。

書評:アジアは近代資本主義を超える(★3つ)

筆者が自賛するように流れを読むという点では、本書はなかなかのもの。 けれども大雑把なので、無知な僕としてはしっくりこないところが少なくありませんでした。

書評:国連政策(★5つ)

とても具体的、本質的。 頭に入れば、どこかで聞いてきたような国益一辺倒の議論や、聞きかじりの国連批判に真っ向勝負できそう。

書評:「常任理事国入り」―国連安全保障理事会(★5つ)

筆者いわく、日本にはリーダーシップもポリシーもない、従って国際的名声もありません。 でも、「幹部」ではありつづけてるんですよねぇ。

書評:オタワプロセス―対人地雷禁止レジームの形成(★5つ)

条約が調印に至るまでの過程を振り返り、誰が何がどのように影響しあったのかを推理しつつ時系列に並べてあります。 学術論文なのにドキュメンタリー映画をみるよう。