読み書き引きこもり

書く練習をかねて。

能力を伸ばしたいなら、ひきこもることも手だと思う

雪降る下で、かまくらのようなところで寝ている男子

ひきこもりは、脱出すべきものか?
心置きなく安心して、ひきこもっている方がいい場合もあるはずだ。
自分がそうだと思う。

読み書きが苦手

ひきこもってしまう一番の理由。

それは、読み書きが苦手で、必要な知識を取り込むのにも、好奇心を満たすのにも、スムーズにいかず、すぐに疲れてしまうことにある。
(それが、軽い学習障害・難読症か、普通とのボーダー上にいるためだと気付いたのは、数年前なのだが。)

まったく読めない、書けないわけじゃない。
一見、人並みだ。
だから普通に生活はできる。
でも、それでは嫌なんだ。
せめて、新聞ぐらいスラスラ読めるようになりたい。

こういう欠点がどれほどのストレスになるかは個人差があるだろう。
僕の場合はものすごく感じる。
ほとんど、生きててもつまらないぐらいに。

いま思えば、小学生の頃から同じことで悩んでいた。
なんで出来ないんだ、なんでこんなに時間がかかるんだ、なんでこんなにしんどいんだ。
いつも何かに追われている感じだった。

問題にじっくり取り組みたい

この焦りをなんとか取り除きたい。
じっくり、腰を据えて、ひたすら活字を追っていたい。
そしていつの日か、それなりに書ける読める自分になりたい。

つまり、能力開発を主目的に、そのうちひきこもりを脱出したいというのが希望だった。
こう強く思うようになったのは30代後半だから、常識的にはリスキーな選択だ。
でも、そういう性格なんだからしょうがない。

なによりも不可欠なのは焦らずに安心して没頭できる環境の確保だった。
自分の決意だけでは弱すぎる。
僕は弱い人間で、外野の一言に振り回されてきたのだから。
邪魔するような周囲のアドバイスは大きなお世話で、なんの役にたたない。
黙って、暖かく見守って欲しかった。

サポステに半分感謝

それで、サポステに行った。
一番のネックは家族・親なんで、サポステの人がこう言ってたということにして説得した(実際にはそうじゃなくても)。

担当者には、お世話になる最初の最初に、自分の状況とそこでの希望を書いて見せた。
それは、読み書きが上手になるまで安心して引きこもっていたい、そのために聞き役として精神的支えになって欲しいというようなことだった。
都合、二か所に出入りしたが、彼らは僕をさっさと働かせたいだけで、僕の言ってることを本気で考えていたんだろうかと思う。
だから、よくもまぁ2年も付き合ってもらったと感謝しつつも、正直いってその度合いは半分ぐらい。

僕に労働意欲がないわけじゃない。
実はものすごくある。
けど、働くことも読み書きも、両立できないと意味がないんだ。
その気持ちを抑えることが出来ないんだ。

ひきこもってよかった

僕はひきこもり続けてよかったと思っている。

予想よりも遥かにたくさんの時間を失って、いろんな可能性を捨てざるをえなかったけれど。
自分勝手でいろんな人に迷惑をかけてきたので、大きな声ではいえないけれど。
結局、学習障害で諦めざるをえないところがあるという結論に至った、無念の気持ちがあるけれど。
得るものは少なくなかった。
ある程度の読み書きの上達は成せたので達成感がある。

それで次はどうするかだが、まだ手探りなままでいる。


※原因を突き詰めて、それをどうにかしようとすることで、引きこもりが長期化してしまう可能性があると言われています。
実際、僕はこんなことで、なんだかんだ15年か20年ぐらい費やしました。
大した職歴もない40代後半、年齢的に言っても、この先まともに食えたり思うようなことで活躍できるようになる可能性は普通に考えるとまずありません。
しかも、なんとかうまくいったのは運だと思っています。
だから、このようなやり方を人にオススメするかというと分かりません。
僕は自分の欲求や性格上、こうするしかなったのでしたまで。
もっといいアイデアや出会いがあれば、別のことをしたかもしれません。