読み書き引きこもり

書く練習をかねて。

キモオタについて考えた。オタクからキモオタへ。変化した気持ち悪い男の代名詞

いかにもオタクっぽいオタクのイラスト

増えてます、自称オタクが。
「俺、オタクなんで」って訊いてもないのに言ってくる。
思うに、およそ15年ほど前はそういう人、いませんでした。
男はオタクと見られないよう、言われないように気を使ってたもんです。

時代とマッチしたオタク

昨今の自称オタクの多くは、実際のところライトなコレクターだったり関心層に過ぎません。
好きだけど、強いこだわりや消費を伴わない。
なかには関心すらなくて、ことば遊びで言ってるだけの人もいます。

ひと昔前と違ってオタクはいい印象を与えるキーワード。
これは世相を反映しています。

なんといっても、オタクイメージの中核をなすアニメも漫画もゲームもアイドルもコスプレもコミケも、国の文化戦略からクールジャパンと言われるようになり、一般の大人が評価するようになったことが大きいでしょう。

また、ビジネスでは、ジェネラリストよりもスペシャリストが尊ばれる傾向にあるし。
ググったら何でも一通りのことが分かるんで、対人関係でさえ広く浅くよりも、狭く深く掘り下げた者の方が評価されがちです。

オタクのプラスのイメージである飽くなき情熱と専門知は、いまの時代にマッチしています。

かつてのオタク=キモオタ

キモオタがいつ頃から言われ出したのかは定かではありませんが、2010年、経済産業省製造産業局に「クール・ジャパン室」が開設されて以降に広まったと思います。

クールジャパン - Wikipedia

オタク文化が評価されれば、その愛好者も評価されるのは当然。
オタクが「出世」するにともない、かつてオタクがしょってた負のイメージは、キモオタという新語に受け継がれたのです。

キモオタは、アニメや漫画のファンであってもなくても、何かのコレクターであってもなくても関係ありません。

爬虫類好きで、蛇やワニを小さな自室で何匹も買っているような人に向かって、爬虫類嫌いの人が「この、キモオタがぁ!」と、罵ることもありません。
あえて言うなら別ですが。

キモオタとは、気持ち悪い男のこと。

特定の趣味ではなく、服装や発言や態度などにおける不快感を表しています。
代名詞、レッテル、相手を貶めることばという点で、かつてのオタクと同じ。

気持ち悪いやつでは、語感に感情が伴いにくい。
その点、「キモッ」「きーもっ」と同様、キモオタには感情が伴ってて、伝わるものがあります。

これはなかなか便利なことば。
あぁ、僕もあなたも、女からキモオタと言われてるかもしれない。

キモオタと言われないために

自分の何に対して気持ち悪がられるかは、相手次第のところがあります。
なにせ、レッテルですから。

とはいえ、一般的にみて、これはマズイなと思われる箇所には対策を打っておくほうが恋愛市場においては有利。

まずは服装。

オタクファッションや、オタ服と言われるように、オタクといえば服装や着こなし、髪型を思い浮かべる人が多いはず。
逆にいえば、ここさえおさえておくと、印象はかなり変わります。

それから社会性。

最近、撮り鉄のマナーの悪さがネットでもリアルでも話題になっています。
危険だから絶対にやめてほしいレベルにまでエスカレートしてしまう人や、撮影場所をめぐって喧嘩するなんて浅ましい姿をさらす人が見られます。
こういう人らをキモオタと呼ばずにはいられません。
人に迷惑をかけずに、節度をもってやれるかが大事です。