読み書き引きこもり

書く練習をかねて。

出会えないのはあなたのせいなのか? 出会い系紹介サイトの裏事情

数々の出会い系サイトのトップ画面をランダムに重ね置きした画像

ぶっちゃけ話しましょう、出会い系紹介サイトがどんな風に運営されているか。
作ってちょっくら儲けてたから言えることです。

始めたきっかけ、止めたきっかけ

2005年初頭から2年半ほど、出会い系の比較紹介サイトを運営してました。

必要に迫られてウェブサイトを作ることになったけど技術がない、文才もない。
アダルトなら何にも気にせず試せると思い、小遣い稼ぎを兼ねてのことでした。

動画の紹介サイトなどと合わせて、月7万円ほどの稼ぎになったところで止めました。
成長軌道に乗ってきたものの、時給換算すると大したことないし、もっと儲かってこれに依存してしまうようになるのはマズいと思ったので。
本来やりたいことでも、やらねばならないことでもないから。

裏事情をよく知ってても、お金にしたい人はこういうことを書きません。
僕はもうとっくに止めてるので。
うまくいかない方に読んでもらえたらと思います。
読んだからと言って会えるというわけではありませんが、幾らかお金と時間の無駄を小さくすることに繋がるかもしれません。

※一部伏字にしているのは、当サイトがアダルトサイトでないため。
斡旋するつもりはありませんが、情報の信頼性にかかわることなので、まったく載せないわけにはいかないため。

おススメ出会い系サイトは、ほぼ広告

人気の5サイト

出会い系紹介サイトで、2005年から今もずっと人気なのは「×ッピ××ール」「×ク××メー×」「P× ××X」「×ク××」「××C」の五つです。

それらのサイトは、他と比べるともともと圧倒的に知名度があります。
前の四つのように、屋外広告、トラック広告、雑誌の全面広告などに、長年にわたって大金を投入しているサイトは、たぶんないです。
「××C」は、かつてはライブドア、今はミクシィのグループ会社で、そのことが大きなアピールになってます。

実際のところ、これらのサイトには素人女性のアクティブユーザーがいます。
ただし、サクラを雇ってたり、女性会員のみの特典で投稿するたびに小額がもらえる仕組みになってたり、デリヘル業者の営業ツールになってたりと、男性にとってはなかなか難しい状況です。
そう簡単に会えないし、何万円も使って、結局だれとも会えなくても珍しくないでしょう。

さて、もし、これらのサイトがアフィリエイト広告を導入してなかったら、どうなるでしょう?
ネットでの露出度はずっと低くなるはずです。

出会いたい人はなんだっていいのですが、紹介したい人はそうはいきません。
わざわざサイトを作ったり、記事を書く人で、ここは使えるよっていう人の多くは(ほとんどといって良いかもしれません)、広告の報酬目当てです。
アフィリエイト広告と呼ばれる成果報酬型広告で稼ぎたいんですね。
だから、紹介するサイトが偏ってたり、特定のサイトに集中することがおきます。

この五つは初心者アフィリエイターでも紹介しやすいです。
大都市の街中で目にするし、サイトの作りがしっかりしてるし、他の人がいっぱい宣伝してるから。
実際は無料期間でさえ一度も使ったことすらなくて、みようみまねで勧めてるかもしれません。

おかしなスタービーチ人気

スタービーチと名の付く出会い系サイトのリスト

かつて、スタービーチという無料のメル友募集サイトがありました。
1999年にサービスを開始し、09年に終了してます。
そこが出会い系を紹介する記事や比較サイトで、いまでもよく取り上げられるのは、もう存在しない人気サイトだからです。
※上の画像にあるように、スタービーチ人気にあやかり、同名の出会い系サイトが何十も作られています。(Wayback Machine

一方で、スタービーチと同時期に登場して、今も存在する無料や低額で人気、かつアフィエイトを導入してない出会い系サイトはめったに紹介されません。

紹介しても一銭にもならないし、邪魔な存在だからです。
「M××ュ」「不××ート×ーを×そう」がそれに当たります。

最強のヤフパソ、ヤフーパートナーを無視

ヤフパソ、サービス終了のお知らせ(キャプ画)

「Yahoo!パートナー」の前身、「Yahoo!パーソナル(ヤフパソ)」は、たいへん人気がありましたが、アフィリエイトが導入されなかったため、ないものとして扱われたり、中にはデメリットを強調するところがありました。
いずれにせよ、イチ押しにはなかなか選ばれませんでした。

ずいぶん前にヤフパソにリンクを貼ったら、ヤフパソから警告を受けたと書いてある紹介サイトをみたことがありますが、本当かどうか分かりません。
もし、本当だとしても、ほとんどのアフィエイターにとって、そんなことはどうでもいいことです。
どうせ紹介しないんで。

「Yahoo!パートナー」は、自らを出会い・恋愛・恋活マッチングサービスと定義してます。
セフレ目的で利用してる人が少なからずいるでしょう。
Q&Aサイトには、そこで知り合った遊び人らしき男との関係についての書き込みが散見されます。
でも、これまた管理人のイチ押しにはされにくい。
知名度、イメージ、女性ユーザー、料金、操作性、どれをとってもピカイチですが、アフィリエイトに積極的ではないから。

そもそも、ヤフパソを止めたたぶん一番の理由が、援交、不倫、セフレにけっこう利用されてるんじゃないかと問題視されたから。
上場企業のやることとしてはいかがなものかと。
それで、しばらく間を置いて、まったく違うものとして再出発したのでした。

ヤフパソは500円以下で、ヤフーパートナーは月単位で3,000円弱と値段が上がりましたが、それでも抜群の集客力と、定額制でいくらでも使えるメリットは大きいはずなんですけどね。
勝手に紹介しても、リンクを貼らなきゃ、やめてくれとはいってこないでしょうに。

エキサイト・フレンズの場合

元祖出会い系の「エキサイト・フレンズ」も、似たような理由でなかなかオススメには上がりませんでした。
ASP大手が、エキサイトのアフィリエイトを扱ってたように記憶しますが、何年間かアダルトコースの新規募集を止めてたためか、とりあげるサイトが少なかったです。

今は新規募集してますし、ラインナップにエキサイトがありますが、気軽にセフレがゲットできるようなニュアンスで扱われそうなサイトのオファーは不可になります。
しかも1有料会員に対して500円と最安。
完全無料サイトなら呼び込みやすいので、その額でも納得ですが。
うま味がない商品です。
向こうがそうなら、こっちもだと冷たい扱いになりがちです。

アダルトチャットはライバル、アプリはめんどう

アダルトチャットは、出会い系ユーザーと利用者が重なりますが、出会い系広告で儲けたい人は紹介したがりません。
アダルトチャットの収入源は主に広告で、彼らもアフィリエイトを利用してるので紹介するだけ損なのです。

新手の出会いアプリの紹介で稼ぐという手もありますが、アフィリエイトがなかったり、報酬単価が数百円と安いためうま味がありません。
しかも、新しいものほど、自分で特徴を調べて売り文句を考えねばなりません。
その点、上記の五つは、先行者を真似るだけで、ちょちょいとそれなりのものが仕上がります。
(同じことを考える人が多いため、今時出会い系サイトで稼ぐのはたいていの人にとって時間の無駄です。)

アフィを出さなくなったサイトの末路

ところで、アフィリエイト広告を導入してたのに、止めてしまったサイトはどう扱われるでしょう。
今まで会えると持ち上げてたなら、下手に文面を変えると発言の一貫性が問われます。
いろいろ考えるのがめんどくさいので全削除になりがちです。

不完全な検索エンジン

現在の検索エンジンはひも付きの情報を重要かどうか、正しいものかどうか判断することが苦手です。
稼ぐために考えられた甘い言葉の方が圧倒的に多いうえに、上位に表示されやすいように時間もお金も使って工夫してあります。
だから、検索エンジンでかかるのは、同じような「優良サイト」ばかりということになってます。
この記事も、検索エンジンで上位に食い込むことはまずありません。
本当に情報が欲しいひとの目に触れることなく、メンズファッションや引きこもりの記事を見に来た人が、なんとなく開けてみるといったところでしょう。

出会い系に勢いがあった頃

今との違い

かつて、出会い系サイトの報酬額は、他のジャンルと比べると高めでした。
いまは出会い系が下火になっており、人気の五つをはじめとする、そう多くないサイトしか高額の報酬を提示してません。
それも段階があって、例えば最高ランクを3,000円以上としつつも承認率は低いことから、エサの意味合いがあります。

僕が出会い系紹介サイトを作った2005年は、今とは様相が違ってました。
2008年に改正出会い系サイト規制法で、事業者の公安への届け出が義務化、身分証確認の義務化によって勢いが削がれる前です。

利用してたアフィリエイト広告仲介業者(ASP)は、アダルト関係が集まっていることで知られてます。
無名サイトを中心に200件以上がリストアップされてました(現在は重複を含め100件程度)。

怪しいサイトの特徴

だいたい怪しいサイトなんですが、三つの特徴がありました。

一つ目は、報酬が高額。
知名度のあるサイトが1,500円ほどなのに、2,500円かそれ以上でした。
これが今、逆転してます。

二つ目は、利用料が高額。
メールを送って受けて400円とか。
これは上記五つのサイトと比べると4倍以上もします。

そして、三つ目は、デザインや文面が似ていてグループ分けできました。

業者がよく使うテクニックなんですが、中身は一つだけど、入口となるフェイス(ウェブサイトのこと)を沢山作って、いかにも個別のサイトに見せるというのがあります。
関心層別に訴えかける作戦というより、今度こそとカモに思わせて何度も騙そうということでしょう。
枠組みが同じで名前と絵柄を変えているだけの、適当感ただようものが多かったです。
それらの運営元をたどっていくと、評判の良くない会社に行きつくことがありました。
例えば、こちらで紹介した悪徳会社だったり。

hikifa.hatenablog.com

ある日、なんの予告もなく、複数のサイトの広告が表示されなくなりました。
どうしてだろうと思ってたら、運営会社のトップがツークリック詐欺などで逮捕されたことが大きなニュースになってました。

自分のやり方

お察しとは思いますが、僕も一点の曇りもないなんてことはありません。

取り上げるサイトは、ほぼアフィリエイトで固めました。
ネットで評判をさぐったり、自分で入会したり、運営会社やサイトの構造をみたり、規約の文面を読み込んだり、そうやって100か所以上をリストアップ。
評判の悪いサイトはサクラ満開のダメサイトと認定。
ほとんどが低評価でした。

あんまり悪口を書くとASPからクレームが来たり、報酬が支払われない可能性がありましたが、別にこれで食べていこうというわけでもないし、嘘をつくのは嫌だし、他との差別化も図りたいのもあって、まぁまぁ辛口でした。

とはいえ、評価にかかわらず、アフィリエイトリンクを貼ってました。
そして、ダメサイトからも若干ですが収入を得てました。

※閲覧者が自分のサイトのアフィリンクを踏んで有料会員になると、そこで報酬となります。
紹介文を書いたり、バナー広告を貼るだけでは一銭にもなりません。

会えるかどうかは、その人次第なのに

特殊な人

自分でも楽勝で会えてると吹聴するのはよくある手です。

でも、月に新しく知り合った女と何人も会ってるという男は、よほどの金額と時間をつぎ込んでるか、買春や援助交際によるか、真っ赤な嘘のどれかでしょう。

なかには、若くてイケメンでお金持ちでコミュ力があるような人がいて、たやすく女を食いまくってるのかもしれません。
でも、それは特殊なケース。

自分は特殊である、恵まれてると言って、紹介する人は、まぁいません。
それでは世の中の大多数の普通の人や、恵まれない人はなびかないからです。
あなたにも簡単に出来ますよと甘い言葉をささやくことで儲けに繋がります。

画期的な手などない

嘘でもなく、特殊でもなく、ある種のテクニックを使って成果を出してるなら、ぜひ書いて欲しいものです。
でも、そこに詳しくふれる紹介者は、これまたいません。
沢山会えてますと言うのみです。
なぜ言えないかというと、誰もが簡単にうまくいくそんな画期的な手はないからです。

気付いたとしても口に出したくないでしょう。
ただで公開するなんてもったいないから。

僕は、これならとうい手を知ってます。
でも、それは書けません。
犯罪だから。
もちろん、自分がやる気もありません。

履歴書の書き方レベル以上のことで、ハウツーめいたことを言えるとしたら、この二つしかありません。

  • 女で会員登録して、やり方のうまい男のテクニックを盗む。
  • その場合、自分と似てそうな男だったり、自分にも出来そうなことであること。

それでも、〇〇だったらなと不利をカバーするのはなかなか難しい。

やる人次第だし、運次第だし、何度もチャレンジすることで突然チャンスをつかめるかもしれないという、なんとも頼りないことしか言えないです。

女はそうそう妥協しない

パートナー探しは自由競争だから、魅力のある男に女が集まりやすいのはしょうがないことです。
しかも、どうしてもパートナーが欲しいわけじゃない、いいひとがいればと思ってる女が多い世の中だし。
さらに、出会い系においては女性ユーザーの方が少ないときてます。
彼女らは、そうそう妥協しません。

飢えてる男ほどすぐやれるなら誰でもいいとなりがちですが、そういう男には女は目もくれません。
メールから見えちゃうんですね。

だったら、嘘で自分を大きく見せるという手に出たいところですが、それにはある程度のベースがいります。
そこにすら到達してないなら無理があります。
都合よく騙されてくれる女はめったにいないでしょう。

どんなに不利でもコミュ力さえあれば突っきれそうですが、コニュ力をつけるには女と触れ合う機会がないと。
でも、ボランティアで付き合ってくれる女はいません。

語学教材との共通点

ここなら会えますという甘いささやきは、語学の教材と似たところがあります。
英語が話せればと、夢を描く人は人は多い。
でも、なかなか難しい。
こうすればいいよ、ここならうまくいくよと誘うことで、お金を落とさせます。
夢見る人は何をやっても大抵うまくいかないので、諦めるまであっちこっちで散財する破目になります。
運か実力か、夢を達成できる人はほんの一握りです。

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